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大きな地震がきた際に、いったいどこにいれば一番身を守ることができるのか。
これについて現在大きく分けて二つの説に分かれているようです。

一つは「三角スポット」。

もう一つは昔から言われてきた「机の下に潜る」ということです。

地震中の家.jpg

三角スポットとは何か?


私が「三角スポット」という言葉を知ったのはつい最近です。
それまでは子供のころから「地震が来たら机やテーブルの下に隠れろ!」が定説でしたし、全面的に支持してきました。

三角スポットとは、アメリカのダグラス・コップ氏というレスキュー隊の人が広めたものです。
建物が倒壊した際に、タンスなどの大きな家具やベッドの横に出来る空間こそが、大地震の時に命を守る安全スポットだと言っています。

脚の細い机やテーブルでは、建物が倒壊した場合支えることができずに潰されてしまいます。
ですからそこに潜ってしまうと高確率で命が危険にさらされるというのです。

その点、三角スポットにいれば、万が一天井が落ちてきてもそこに空間が生まれるので助かる確率がアップするらしいのです。

三角スポット.jpg
↑赤丸の辺りで頭部を守って身を縮めているのが良いらしい

なるほど、確かに一理ありそうですね。
しかし一方、やはり机の下の方が安全だという説もあります。

地震で倒壊する建物って日本では少ないのが現状です。
東日本大震災のようなとてつもない大地震でも実際に倒壊した建物は少なかったと言われています。

もちろん何十年も昔に建てた古い日本家屋の場合は倒壊の危険があります。
ですが最近の建築物では震度6から7でも倒壊することはマレ。

それよりも自宅にある家具によって命の危険にさらされる可能性の方が高いという訳です。

だから一概にどちらがより安全かなんて言えないようが気がします。

「三角スポット」も参考にしつつ「日本の事情に合った備え」を考えることが必要。

更に言うと、一世帯や一個人にまで落とし込んだ対策が必要ということです。

・自分の家がどういう地盤の上に建っているか
・家の耐震状況はどうか
・家具の配置
・どういった種類の家具があるのか
・家具の耐震補強の有無


このあたりのことって国によっても違ってくるし、個人によっても違ってきます。
三角スポットがいいのか、机の下がいいのかというのは、各自がこれらをよく見極めて決めるしかないのかもしれません。

また家が密集している日本、火事に対する備えが非常に重要です。

自分の身をせっかく守ってもその後に火の恐怖に巻き込まれないように各自が備えておくことも必要になってきます。
地震による通電火災の恐ろしさ!!対策っていったい何すればいいの?

家と家具事情をセルフチェックしてみる


そこで我が家の場合、現状どうなのかをチェックしてみることにしました。

寝室


うちではベッドは使っておらず布団に寝ています。
寝室にはタンスのような倒壊するものは置いていないので、寝ている間に家具の下敷きになる心配はありません。

小さいテレビを低いテレビ台に乗せて置いてありますが、これは耐震補強をしています。

横揺れで飛んでくると危険なので、布団に潜っているのが一番かな。

子供の部屋


子供部屋の場合、まずポイントは勉強机です。
かなり安定した造りになっています。

本棚がなく非常にシンプルな低い机で、三角スポットよりも万が一の際には下に潜る方がいいでしょう。
そうしないと電気スタンドやら教科書やらに襲われる可能性が。
子供部屋は二階ですから倒壊で潰される心配も一階よりは少ないと見ています。

タンスや本棚は全て扉の付いたクローゼットに入れてしまっています。
どちらも背の低い横長タイプで、念のため耐震補強もしています。

寝室・子供部屋とも、逆にいうと三角スポットがほとんど存在しない状況です。
寝ている間に地震が起きたら、布団をかぶっているのが最善でしょう。
家が倒壊さえしなければ危険は少ないと思っています。

物置部屋


ちなみに夫婦のタンスや本棚,CDラックなどは一つの部屋にまとめてあります。
この部屋が一番危険が多いのですが、全て耐震補強を施しています。

耐震補強.jpg


↑家具転倒対策グッズ

そして万が一この部屋にいて地震が起きた場合は、どんな小さな地震でも速やかに部屋を出るということは家族で話しています。

リビング


ソファとテーブル、そして40インチのテレビとテレビ台があります。
そして花瓶やちょっとした小物をディスプレイする壁面収納棚を置いています。

テレビ台とテレビ、そして壁面収納は耐震補強をしています。
背の高い家具はなく大地震の時に一番怖いのは、やはり重たいテレビが吹っ飛んでくることでしょう。


↑テレビ用耐震グッズ

倒壊した時に三角スポットを作れるような家具は・・・正直あまり良さそうなものがありません。
ソファとテーブルがあるのですが、高さがないものなのでスポットが出来るとしてもかなり狭いスペースになります。

大人がダンゴ虫のように丸くなったらいられるかな・・・。
ただし近くには一番危険なテレビあるので注意しなくてはなりません。

ダイニング・キッチン


我が家ではお皿は全て腰より低い収納スペースに入れています。
吊り棚にはプラスチックのタッパー類のように軽いものしか入れていません。

一番危ないのは冷蔵庫でしょうね。

そして何より一番頼りにしているのがダイニングテーブルです。
地震が起きたら子供はすぐにここに隠れます。
ダイニングテーブルの近くで危ないものはあまりありません。
(冷蔵庫も離れています)
暑いお味噌汁なんかがテーブルに乗っていれば、少し危険ではありますが。

結局、うちではどうするか


ざっと家の中を見てみると、うちではあまり三角スポットがないような気がしています。
私の趣味で家具を含めあまり物を置くのが好きではないのです。
必要最低限のものしか置いていません。

いくら耐震補強をしていても地震の際には横揺れにより家具が倒れる可能性は残ります。
そしてたぶん思いもつかないような色んなものが飛んでくる。

うちの辺りの地盤は古地図をみても特に問題もなく、家自体もまだまだ新しいし耐震の面では倒壊の危険性は低いと思っています。

ですから三角スポットよりも地震の揺れによって倒れる家具や飛んでくる物から身を守るために机の下(うちの場合ダイニングテーブル)が一番いいかなあと思いました。


↑自宅のテーブルを頑丈なシェルターにするアイディア棒

自宅以外の場合はどうするか?


自宅以外で地震が起きたらどうするか。
これはもうどうしようもない面があります。

子供は学校、夫は会社にいる可能性が高いですから、そこでの指示に従うしかありません。
学校も会社も耐震面では問題のある建物ではないようですのでそこは安心。
(1981年以降の耐震基準かどうか)

特に子供の場合、学校では避難訓練もしているし、防災頭巾もあるし、机の下に潜れるし、自宅にいるより安全かもしれないのであまり過度な心配はしていません。

私がどこかに出かけている場合は・・・もう運でしょう。

実際に地震がきたらできることは限られている


実際に大地震がきた時、出来ることってほとんどないと思います。
おそらくパニックになって体が動かないかもしれません。

家族分のヘルメットもありますが、それを取りにいくこともできないだろうし、避難道具も地震がおさまってからの対応グッズです。

地震が来たその時、どこにいて身を守るのが自分達にとって最善なのか。

三角スポットがいいのか、机の下がいいのか。

自分の家の状況を一度チェックして、どちらがより命を守れる「確率が高いか」ということを事前に見極めておくべきです。

地震による火事対策の記事もお読みください
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